「金スマ」に出演される、のだめカンタービレのモデルになったと言われているピアニストの野田あすかさん。
22歳になるまで発達障害であることがわからなかった野田あすかさんは幼少期からピアノを習っていました。
壮絶な過去も母親や恩師の支えなどがありました。
今回はピアニスト野田あすかさんのについてご紹介いたします。
目次
野田あすかさんのプロフィールと略歴
出典元:(撮影/写真部・岸本絢)
- 名前:野田あすか
- 生年月日:1982年
- 年齢:35歳
- 出身地:広島県→宮崎育ち
- 職業:ピアニスト
- 所属事務所:アスコム
【略歴】
- 4歳から音楽教室に通い始める。
- 子供のころからコミュニケーションがうまく取れず特異な行動をとり、それが原因でいじめを受け、自傷行為がはじまり天候を余儀なくされる
- 2004年、あこがれの宮崎大学に入学するも、人間関係によるストレスで過呼吸になったりたびたび倒れて入退院を繰り返し大学を中退
- その後、宮崎学園短期大学音楽科の長期履修生となる
- 恩師となる田中幸子先生と出会い、自分の心wピアノで表現するようになる
- 短期留学先のウィーンでも倒れ、22歳で初めて「発達障害」だと知らされる
- 帰国後パニックになり、自宅の2階から飛び降り右足を粉砕骨折
- それにより右足でペダルを踏めなくなるが、現在は左足で踏んでいる
- 2006年「宮日音楽コンクール」でグランプリ受賞
- 2007年「大阪国際音楽コンクール」エスポアール賞
- 2009年「ローゼンストック国際コンクール」奨励賞。「国際障碍者ピアノフェスティバル・バンクーバー大会」銀メダル
- 2011年、初のリサイタル「こころのおと」開催
- 2014年「第11回ゴールドコンサート」観客賞、インターネット投票で1位受賞
- 2015年、あすか誕生から33年間を両親とともにつづったCDブック『発達障害のピアニストからの手紙 どうして、まわりとうまくいかないの?』を上梓
- 同時に自作曲『手紙~小さい頃の私へ~』『生きるためのメロディ』を付属CDに収録
- 2016年、自作曲10曲を収録したCDブック『脳科学者が選んだやさしい気持ちになりたい時に聞く 心がホッとするCDブック』を出版
- 同年、東京銀座の王子ホールでリサイタルを開き、プロピアニストとしてデビュー
- 2017年、東京築地の浜離宮朝日ホールをはじめ、大阪や宮崎でもリサイタルを開き、今後活躍が期待されるピアニストに
- 2017年、岩谷時子賞奨励賞を受賞
野田あすかさんの発達障害は?
生まれ持って「解離性障害」「自閉症スペクトラム障害」という発達障害を持って生まれ、そのせいで幼少のころからいじめを受け、小学校時代は転校を繰り返す。
ピアノの才能は小学校時代からあり、高校になるとより一層ピアノに打ち込みいじめも少なくなっていたが、大学時代にパニック障害の発作が起き、自宅二階から飛び降り右足粉砕骨折になる。それが原因で大学を中退。
22歳の時に両親の勧めで病院で診察してもらうと「広汎性発達障害」と初めて診断される。
広汎性発達障害(自閉症)とは
相互的な社会関係の質的な異常とコミュニケーションにおける質的異常、および限局した常同的で反復的な行動や関心によって特徴づけられる一群の障害。わかりやすく言えば対人関係や社会性の障害です。こどもだと言葉の遅れ、しゃべるけど会話が成立しない、友達と遊べない、集団活動に参加できない等で気付かれることが多い。これらを総称して広汎性発達障害もしくは自閉症スペクトラム障害と呼ばれている。
しかし発達障害は一つのことに夢中になる特性があり、まれに天才的な才能を開花させることがある。
記憶力が異常に優れたりするケースや、明日香さんのようにピアノの才能が天才的に発達するケースは今でも多くの学者の研究対象になっている。
幼少期から夢中になれたピアノがあったから今の野田あすかさんがあるんですね!
野田あすかさんを救った恩師の言葉が泣ける
頻繁に倒れる野田さんを一度精神科で受信されたときに、医者からは「ピアノが原因かもしれない」と告げられ、半年間ピアノを弾くことを禁止にされていたそうです。
本人は「先生がどうして私からピアノを取り上げるのかがわからない。気持ちを抑えるのに暴れるしかなかった」と振り返っています。
しかし、恩師の田中先生との出会いで野田あすかさんの人生が一転したそうです。
あすかさん曰く、
「田中先生は、私のテクニックがなかったり手がちっちゃかったり、右足のこと(後述)もそれが悪いとは絶対言わない。『それならそれで』と全部受け入れてくれた」
「あなたは、あなたの音のままでとてもすてきよ」
それまで自分を否定したり諦めたりすることしか考えなかったあすかさんにとって救いの光のようなとてもびっくりする考え方だったそうです。
「私は私のままでいい」
そう気づいてからピアノの音色が変わり、自分の音が好きになったそうです。
のだめカンタービレのモデルとなる!?
出典元:xoxoxo.weblike.jp
のだめカンタービレのモデルになった方は福岡県大川市の音大生「野田恵」さんだと言われています。
もともと二ノ宮知子さんのファンだったらしく、公式HPなどによく書きこんでいたそうで、その時のハンドルネームが「のだめ」だったそうです!
当時、汚い部屋でピアノを弾いている写真をみた二ノ宮知子さんがこれはネタになる!と思い野田恵さんに取材を始めたのがきっかけなんですって!
話の設定は「野田恵」さんですが、キャラの設定が「野田あすか」さんだと言われています。
ドラマや映画での「のだめ」は敬語がうまくしゃべれなかったり年上にため口だったりと発達障害のような演技をされています。
上野樹里さんは天才ピアニストの野田あすかさんをモデルにされたのではないかと言われています。
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「金スマ」やテレビでも紹介された話題の野田あすかさんのCDブックです。
脳科学者が選んだやさしい気持ちになりたいときに聞く 心がホッとするCDブック (アスコムCDブックシリーズ)
CDブック 発達障害のピアニストからの手紙 どうして、まわりとうまくいかないの?
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