近い将来「南海トラフ」や「首都直下型地震」などが起きるかもしれないといわれています。
そんな中、「東日本大震災」や「熊本地震」では多くの方が被災されています。
地震大国の日本にとって、地震保険は必要なのか?
地震保険の料金は?保険会社の比較は?
と気になる方もいると思われます。
今回は、地震保険のことについて、
素人でもわかるように分かりやすく説明させていただきます。
地震保険とは?
「地震や噴火、津波による損害を補償するもので、保険金には限度額が設定されている。」
ほとんどの保険会社では火災保険とのセットで加入する必要がある。
※地震で起きた火災は、火災保険とみなされないとのことです。
保険は備えあれば患いなしですが、実際起こるまではわかりませんので、
どちらが賢明?という意見はご自身の判断にお任せします。
が、個人的な感想として「う~ん、優しくないなぁ」といったところです。
全国の地震保険加入率
平成28年度の世帯加入率です。
出典:http://allabout.co.jp/
全国 : 加入率28・8% 付帯率59.3%
宮城 : 加入率50.8% 付帯率85.3%
愛知 : 加入率38.7% 付帯率71.2%
大阪 : 加入率30.0% 付帯率56.9%
東京 : 加入率35.6% 付帯率56.0%
東日本大震災が発生した宮城や「南海トラフ地震」や「首都直下型地震」が予想される地域などの加入率や付帯率は徐々に上がってきている傾向にあります。
全国的にも上昇傾向にあります。
ちなみに、平成6年の加入率は9%でした。
阪神淡路大震災後に、年々上昇している傾向です。
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地震保険は必要なのか?
地震保険は本当に必要なのか?
生命保険等もそうですが、いつ起こるかわからない時のための保険ですが、
それを重要に感じるか感じないかは個人の意見だと思います。
なので、本当に必要かどうかは、しっかりと保険会社の意見や、
話し合いをするのが一番だと思います。
よく言われているのが、以下の3つに該当すれば考えたほうがいいといわれています。
- 住宅ローンの残債が多い人
- 被災後に収入が途切れる可能性のある人
- 預貯金の少ない人
ほとんどの人が一つはそうだと思いますが・・・
判断が難しいですね。
住んでいる地域や土地の環境などを調べてみるのも一つの手ですね!
地震保険の支払われる・支払われない主なケース
地震で食器が割れた。
損害額が家財総額全体の10%以上なら可。
ただし、壺や絵画、骨とう品などのぜいたく品類は支払い対象外です。
自宅が津波で流失した。
100%支払われます。
しかし、完全に倒壊・流失でないと全額ではありません。
家が無事で壁にひびが入った。というケースは損害度が時価の3%以上なら最低でも5%の保険金が受け取り可。
※ただし津波によって車が流された場合は支払われない
細かな情報はほかにもありますが、
主に質問されていることをまとめました。
条件がややこしいので、本当に自分で確認してからご加入はお決めください。
いかがでいたでしょうか?
だいぶざっくりした説明ではありましたが、
少しはご理解いただけましたでしょうか。
本当にあなたに地震保険が必要かどうかは、
ご自身の現在の環境や考え方に左右されると思いますので、
ゆっくりお考えください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。